みなさん、モバイルしていますか? 2015年も引き続き、「モバイルライフ応援日記」をよろしくお願いします。いろいろなデバイスやサービスを、ユーザー目線でご紹介していこうと思っていますので、お楽しみに。

 さて、2015年の最初の記事ということで、個人的に、今年期待するモバイルデバイス、サービスに関して、書かせていただきます。業界の流れではなく、あくまで個人的な希望が主になっていますので、ご了承ください。

 私が期待していることは、3点です。「第3のモバイルOSの台頭」「手書きタブレットの普及」「フューチャーフォンの復権」です。

 まず、「第3のモバイルOSの台頭」です。スマートフォンとタブレットのOSに関しては、アップルのiOS、GoogleのAndroidの二強となっています。特に、日本市場では、iOSの人気が高くなっています。この二大OSの普及で、パソコン市場まで影響が出るほどです。それぞれのOSは、毎年進化をして、使いやすさもアップしているのですが、正直なところ、新しい感動を得るのは難しくなってきました。スマートフォンやタブレットで、パソコン並みに操作ができる点が、登場当初は、驚きで迎えられました。今や、それが常識になってきていますので、それ以上の新しい発見を得ることがなくなっています。

第3のOSとして期待したい「Firefox OS」
第3のOSとして期待したい「Firefox OS」
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 モバイルは、家電のような生活必需品になりつつありますが、個人的には、生活必需品になってはいけないと思っています。モバイル機器を持ち歩くことで、何か新しい体験が得られるような、そんな刺激的なデバイスであり続けてほしいと思っています。そうなると、期待したいのが、「第3のモバイルOSの台頭」です。iOSやAndroidでは実現できない、新しいモバイルの世界を提供するOSが登場してほしいのです。Windows Phone、Firefox OS、Tizenと、いろいろなOSがリリースされていますが、実用面でも刺激という面でも、まだまだな感じがします。ぜひ、第3のモバイルOSの台頭を待ちたいと思います。