Windows 10の技術評価用のプレビュー版がマイクロソフトから配信されている。すぐにでも試してみたいと思う人が多いだろう。しかし、現在利用中のWindowsマシンにインストールすると現在の仕事基盤を捨てなければならないし、マルチブートさせるには内蔵ドライブの容量が足りないと悩む。そんなとき、Macの仮想環境を使うと、実に簡単に異なるバージョンや言語仕様のシステムを同時にインストールして切り替えて使える。Windows 10テスト用にはMacがもっとも便利で安全。必要な人はぜひお試しを。

仮想環境ParallelsにはWindows 10 TPの導入ボタンが付いた

 Macで異なるOSを動作させる仮想環境にParallels Desktop(http://www.parallels.com/jp/products/desktop/)という製品があるのはご存知だろう。各種バージョンのWindowsやLinuxをMacのOS Xの中で動作させることができる。以前、当コラムでも「MacでWindowsが動くParallelsの新版「10」が登場」として紹介したことがあるが、このParallels Desktop 10が2月11日にバージョンアップして、Windows 10 Technical Preview(以下Win 10 TPと表記)を導入するためのボタンが追加された(図1)。

図1 Parallels Desktop 10のメニューにWindows 10 Technical Previewをインストールするためのウイザードボタンが追加された。
図1 Parallels Desktop 10のメニューにWindows 10 Technical Previewをインストールするためのウイザードボタンが追加された。
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