スマートフォンやタブレットと新ジャンルのIT機器が普及する中、パソコン市場は今後どう変化していくのか。これを展望するための指標となるデータを見ていこう。

 「次に購入したいパソコンのメーカー」はどれかを聞くと、1位はアップル(図1)。その理由を選んでもらったところ「操作性が良い」は42.1%、「デザインが良い」は55.2%、「搭載するOSが魅力」は45.9%。いずれの項目もほかのどのメーカーよりも高い比率だった。

●次に購入したいパソコンのメーカー ベスト10
図1 「次にパソコンを買うとしたらどのメーカーを選ぶか」の上位10メーカー。アップルがNEC、東芝、富士通と国内メーカー3社を抑えて1位。なお、昨年の調査ではソニーは3位だった
図1 「次にパソコンを買うとしたらどのメーカーを選ぶか」の上位10メーカー。アップルがNEC、東芝、富士通と国内メーカー3社を抑えて1位。なお、昨年の調査ではソニーは3位だった
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 ソニーのパソコン事業を引き継いだVAIOは4.3%で、7位に入った。昨年の調査でソニーを購入したいと回答したユーザーは11.1%なので、大幅に減ったことになる。ただ、VAIOを購入したいと回答した理由として「そのブランドが好き」という比率は40.0%と全メーカーで最も高く、期待の大きさがうかがえる。