パソコン用のストレージとして、人気を集めつつあるSSD(Solid State Drive)。そのメリットはHDDに比べ、圧倒的に高速なことだ(図1)。最新SSDはHDDの2倍以上の性能を発揮する。

●性能にますます磨きをかけた最新SSD
図1 SSDを使う最大のメリットはその性能だ。最新のSSDは順次読み出しで550MB/秒超と、HDDの2倍以上の性能を持つ
図1 SSDを使う最大のメリットはその性能だ。最新のSSDは順次読み出しで550MB/秒超と、HDDの2倍以上の性能を持つ
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【テスト環境】CPU:Core i5-4590(3.3GHz)、マザーボード:Z97 Extreme6(ASRock)、メモリー:16GB、グラフィックス:Intel HD Graphics 4600(Core i5-4590内蔵)、OS:Windows 8.1 Enterprise 64ビット版 (1):台湾フィリップス&ライトオン・デジタル・ソリューションズ (2):CFD販売 (3):日本サムスン (4):米シーゲイト・テクノロジー

 SSDの弱点は高価である点だ。しかし、7月以降急激に低価格化している。特に256GBクラスと512GBクラスの低価格化が著しい。256GBクラスの最安値は、1万4000円前後。512GBクラスも2万2000円の製品が登場している(図2)。

●容量の少ないモデルは低価格化が進む
図2 SSDは容量別に分けると、128GB、256GB、512GB、1TBの4種類がある。低価格化が進み、256GBクラスの製品で最安値のものは1万4000円程度で手に入る。512GBクラスの製品も最安値は2万2000円まで下がった。なお、SSDは形状にも種類がある。2.5インチHDDと同じ形状の製品が主流だが、内蔵モジュールの形状の「mSATA」、それに最近登場した「M.2」がある。さらに、M.2のSSDをPCI Expressボードに載せるタイプもある。M.2は内部でSerial ATA(SATA)接続のものと、PCI Express接続のものがある
図2 SSDは容量別に分けると、128GB、256GB、512GB、1TBの4種類がある。低価格化が進み、256GBクラスの製品で最安値のものは1万4000円程度で手に入る。512GBクラスの製品も最安値は2万2000円まで下がった。なお、SSDは形状にも種類がある。2.5インチHDDと同じ形状の製品が主流だが、内蔵モジュールの形状の「mSATA」、それに最近登場した「M.2」がある。さらに、M.2のSSDをPCI Expressボードに載せるタイプもある。M.2は内部でSerial ATA(SATA)接続のものと、PCI Express接続のものがある
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