キーボードやマウスは、素早い文字の入力や細かい位置指定ができるというメリットがあるものの、習熟までには多少の時間がかかる。これに対し、スマートフォンやタブレットのタッチパネルは、画面を指でなぞるという直感的な操作性で、子供でも簡単に扱える。Webページや地図をスクロールする、拡大縮小などタッチ操作の快適な使い勝手は今やユーザーに広く浸透している。

 新たなユーザーインタフェースが登場することで、パソコンやモバイル機器の可能性が高まることは間違いない。今後、急激に広がっていくとみられている技術が、モーション操作だ(図1)。手の動きなど人の“しぐさ”をカメラが認識することで、操作を可能とする。

●「キー」「マウス」「タッチ」に続く新しい操作方法
図1 タッチパネルで快適に操作ができるスマートフォン/タブレットが登場することで、日常のさまざまな用途でパソコンよりもスマートフォンやタブレットを利用するシーンが増えた。今後は体の「しぐさ」を捉えるモーションセンサーの活用が本格化しそうだ
図1 タッチパネルで快適に操作ができるスマートフォン/タブレットが登場することで、日常のさまざまな用途でパソコンよりもスマートフォンやタブレットを利用するシーンが増えた。今後は体の「しぐさ」を捉えるモーションセンサーの活用が本格化しそうだ
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