レノボ・ジャパンのコンシューマー向けブランド「IdeaPad」シリーズにAndroidタブレット「IdeaPad Tablet K1」が登場した。OSはAndroid3.1を搭載、液晶サイズは10.1型で、CPUはNVIDIA製のTegra2を採用。メモリーは1GB、内蔵ストレージは32GBのフラッシュメモリーを搭載している。

 スペックは今シーズン登場しているAndroidタブレットの標準的なレベルであり、同じ土俵で戦うライバル機も多いと思われる。「箱を開けたらすぐに使える」をキャッチフレーズに登場したこのIdeaPad、レノボ独自のアプリを搭載することで、わかりやすく使える工夫がなされている。外見はシンプルで美しく、操作性を向上するボタンなどの装備も搭載するが、使い勝手の面では改善を図るべき点も見受けられた。今回は、そうした装備や使い勝手を中心に、その実力をじっくりチェックしたい。

10.1型タッチ液晶搭載のIdeaPad Tablet K1。実勢価格は4万9800円。
10.1型タッチ液晶搭載のIdeaPad Tablet K1。実勢価格は4万9800円。
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