今秋、NTTドコモから韓国サムスン電子製のスマートフォン「GALAXY S」が発売される。すでに欧米やアジアなどでは発売されており、韓国では発売約1カ月で50万台を超える大ヒットを記録するなど話題を集めているモデルだ。
そのGALAXY Sの海外版モデル「GT-19000」を入手したので、さっそく使ってみた。NTTドコモから発売されるモデルは、日本向けにローカライズされたSIMロック版となるため、若干の仕様変更はあるかもしれないが、端末の形状や搭載機能には大きな違いはないだろう。
GALAXY Sは、タッチパネル操作を主体とするスマートフォンで、約4型の有機ELディスプレイを搭載している。同社が独自開発した「Super AMOLED」という最新の有機ELディスプレイで、彩度とコントラストが高く、視野角が広いことが特徴。iPhone 4も高画質ディスプレイをウリにしているが、画面の美しさではそれを上回る印象を受けた。
端末のサイズは高さ122.4×幅64.2×奥行き9.9mm、質量は約119g。iPhone 4より若干大きく重いのだが、実際に手にすると非常に軽く感じる。軽量の素材を用いていることに加え、周囲に丸みを持たせていて手に馴染みやすいからであろう。