【液晶一体型】FMV-DESKPOWER Fシリーズ FMV-DESKPOWER F/D90D

Blu-ray+大容量HDDを搭載
高性能モデルに進化した人気の一体型

 パネルタイプの一体型FMV-DESKPOWER Fシリーズは、清潔感のあるデザインで置き場所を取らない。このモデルの特徴でもある金属製のスタンドは、直径21.1cm。このスペースさえあれば、どこにでも置ける。例えば、机の角に設置して、液晶が若干机からはみ出してもOKなのだ。

 スイーベル機能で左右80度に首を振る。キッチンやリビングに置いて、座った位置に合わせて回転させてもいいだろう。

 さらに、後ろに15度のチルトと、上下±2cmの高さ調整を備えるので、リビングの低いテーブルで使いたいユーザーも、見やすい角度に調整できる。

 スロットインタイプのドライブを備えた本体は、液晶テレビ感覚のスッキリさ。左側面と背面にコネクターを振り分けているが、ほとんど目立たないようにうまく処理されている。

 今シーズンは、最上位モデルのドライブがBlu-ray Discになったのが最大の変更点。録画した番組をライブラリーにできるので、テレビパソコンとしてはうれしいかぎりだ。性能も順当に向上し、CPUが強化されたほか、メモリーも標準で4GBとなった。また、HDDも富士通では最大クラスの1TBを搭載している。大量の録画には、当然最適なのだが、チューナーがシングルなので、裏番組の録画に対応しないのが残念だ。

購入のポイント!

テレビパソコンとして考えても非常に魅力的で、価格的にもLXシリーズよりおすすめ。ただし、VAIO type Lなどのライバルと価格やテレビ機能を見極めて買いたい。