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ラボラトリー

【Kindle 2分解:その2】開けにくい新機種,開けやすい旧機種

日経エレクトロニクス分解班 2009/04/20 日経テクノロジーオンライン

 「Amazon Kindle」の新旧両機種を入手した日経エレクトロニクス分解班は早速,電子ブックの設計に詳しい国内機器メーカーの技術者の協力を得て,分解に着手した。

 旧機種「Kindle」と新機種「Kindle 2」の違いは,すぐに現れた。同時に分解を始めたにもかかわらず,その進み具合が明らかに違うのだ。幾つかのネジを緩めながら,順調に分解が進むKindle。これに対しKindle 2は,ネジすら見当たらない。一向に分解が進まない。

 Kindle 2は,使用するネジの本数を極力減らしていることがうかがえる。表側と裏側の筐体は,ネジではなく嵌合によって組み合わせているようだ。裏側の筐体の間にドライバーを差し込み,なんとかこじ開けていく。技術者は漏らす。「(Kindle 2は)とにかく開けにくい。逆に言えば,生産が簡単だということ。何本ものネジを使う場合に比べて,明らかにタクト・タイムの削減になる。コストダウンを図る工夫の一つだろう」。

 なお,Kindleに詳しい業界関係者によれば,新旧両機種ともに,製造はEMS/ODM大手の台湾Hon Hai Precision Industry Co., Ltd.(鴻海精密工業,通称Foxconn)が担当しているようだ。

「2階建て」構造の旧機種

 Kindle 2の分解に難航する一方で,いつの間にかKindleの裏側の筐体が取り外されていた。あらわになったその中身を目の当たりにした技術者は,こう叫んだ。「これは(コストが)高いぞ。いっぱい詰まっている」。確かに数多くの部品が所狭しと詰め込まれている。「盛りだくさん」という印象だ。

 よくよく見ていくと,メイン基板のある部分に,もう一つ別の基板が積み上げられている。SDメモリーカード・スロットだ。ここだけ「2階建て」となっているため,厚い。実際,Kindleの裏側の筐体形状は,これに沿って斜面を描いており,見方によっては「いびつ」な筐体形状である。「基板の設計後に筐体デザインを決めたのかもしれない」と,前出の技術者は推理した。

 しばらくの悪戦苦闘を経て,ようやくKindle 2の裏側の筐体も取り外された。

――次回に続く――

新旧両機種の分解に取り掛かる。右が旧機種「Kindle」,左が新機種「Kindle 2」。(写真:中村 宏)
[画像のクリックで拡大表示]
Kindleの裏側筐体を取り外した様子。(写真:中村 宏)
[画像のクリックで拡大表示]

「Amazon Kindle」新旧機種の分解については,日経エレクトロニクス2009年4月 20日号のNEレポート「Amazon 社の電子ブック「Kindle」の新旧機を分解」にも掲載しております。

動画で見る米アマゾンの携帯情報端末「Kindle 2」


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