「Windows Live Mail」や「Windows Live フォトギャラリー」といった主要ソフトは大がかりな変更が加わり、Windows Liveと連携しながら動作するようになるわけだが、いわゆるアクセサリ類はどうなっているだろう。

■リボンUIを取り入れたWordpad

 「Wordpad」(ワードパッド)を開いてみて驚いた。リボンユーザーインタフェースが取り入れられているのだ。リボンUIとは、従来のメニューとツールバーを1つにまとめ、コマンドを一連のタブに整理して表示する仕組みである。評判がいいかどうかは別として、マイクロソフトとしては今後、OSにおいてもこの方向性を徹底していくのだろう。

 もともとリボンUIは、複雑化しすぎた機能をユーザーに分かりやすく整理するために搭載されたものだから、あまり多機能ではないWordpadではリボンが動的に変化するといったことはあまりない。それでも見た目の印象はかなり異なる。

図1 ツールバーとメニューバーがなくなり、リボンUIが搭載された「Wordpad」。確かに操作はしやすい
図1 ツールバーとメニューバーがなくなり、リボンUIが搭載された「Wordpad」。確かに操作はしやすい
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図2 プルダウンメニューを出して「Mimimize the Ribbon」にチェックを入れるとリボンUIを非表示にすることもできる。レイアウトなど関係なくただテキストを書くだけのときはこのモードのほうが面積を広く取れる
図2 プルダウンメニューを出して「Mimimize the Ribbon」にチェックを入れるとリボンUIを非表示にすることもできる。レイアウトなど関係なくただテキストを書くだけのときはこのモードのほうが面積を広く取れる
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図3 画像の挿入を行うときは、「Insert」→「Insert Picture」で画像を選ぶ。画像の変更やリサイズなども行える
図3 画像の挿入を行うときは、「Insert」→「Insert Picture」で画像を選ぶ。画像の変更やリサイズなども行える
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図4 こちらは「NotePad」(メモ帳)。さすがにリボンUIを採用するほど機能がなかったようで、こちらはほとんど変化なし
図4 こちらは「NotePad」(メモ帳)。さすがにリボンUIを採用するほど機能がなかったようで、こちらはほとんど変化なし
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