Windows 7には、マウスだけで操作できる「スクリーンキーボード」というツールが用意されている。スクリーンキーボードを使えば、アルファベット・数字はもちろん、日本語の入力・変換、カーソル移動などもできる。

 もともとは、何らかの理由でキーボードを使用できないユーザー向けのツールだが、一般ユーザーが使っても問題はない。キーボードが使えず、マウスだけで操作しなければならないときなどに便利だろう。起動するには、コントロールパネルから次のように操作する。

コントロールパネルを起動したら、「コンピューターの簡単操作」をクリックする。
コントロールパネルを起動したら、「コンピューターの簡単操作」をクリックする。
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「コンピューターの簡単操作センター」をクリックする。
「コンピューターの簡単操作センター」をクリックする。
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コンピューターの簡単操作センターが起動したら、「スクリーンキーボードを開始します」をクリックする。
コンピューターの簡単操作センターが起動したら、「スクリーンキーボードを開始します」をクリックする。
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スクリーンキーボードが起動する。「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コンピューターの簡単操作」→「スクリーンキーボード」でも起動できる。
スクリーンキーボードが起動する。「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コンピューターの簡単操作」→「スクリーンキーボード」でも起動できる。
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 なお、スクリーンキーボードの「オプション」キーをクリックすると、動作設定を変更する「オプション」ダイアログボックスが開く。ここで「テンキーを有効にする」チェックボックスをオンにすれば、テンキーも表示可能だ。「スクリーンキーボードの使用方法」では、キーの選択方法を変更できる。キーボード操作が困難な方は試してほしい。

スクリーンキーボードの「オプション」キーをクリックすると開く「オプション」ダイアログボックス。スクリーンキーボードの動作を設定できる。
スクリーンキーボードの「オプション」キーをクリックすると開く「オプション」ダイアログボックス。スクリーンキーボードの動作を設定できる。
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テンキーも表示可能。
テンキーも表示可能。
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XPでは……

 Windows XPでスクリーンキーボードを起動するには、「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ユーザー補助」→「スクリーンキーボード」と操作する。

Windows XPのスクリーンキーボード。
Windows XPのスクリーンキーボード。
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