「システム修復ディスク」は、Windows 7が起動できなくなった場合に、CD/DVDドライブから起動して、システムの修復ができるディスクだ。「スタートアップ修復」「システムの復元」など、いくつかの機能を利用してシステムの回復を試みることができる。システム修復ディスクを作成するには、次のように操作する。

コントロールパネルを起動したら、「システムとセキュリティ」の「バックアップの作成」をクリックする
コントロールパネルを起動したら、「システムとセキュリティ」の「バックアップの作成」をクリックする
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ウインドウ左側の「システム修復ディスクの作成」をクリックする
ウインドウ左側の「システム修復ディスクの作成」をクリックする
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「ドライブ」でCD/DVDドライブを選択し、ドライブにメディアをセットして「ディスク作成」ボタンをクリックする
「ドライブ」でCD/DVDドライブを選択し、ドライブにメディアをセットして「ディスク作成」ボタンをクリックする
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システム修復ディスクの作成がスタートする
システム修復ディスクの作成がスタートする
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ディスクの作成が完了するとメッセージが表示されるので、「閉じる」ボタンをクリックする。さらに、元のダイアログボックスの「OK」ボタンをクリックして作業を終了する。「自動再生」ダイアログボックスが表示された場合は、「×」をクリックして閉じる
ディスクの作成が完了するとメッセージが表示されるので、「閉じる」ボタンをクリックする。さらに、元のダイアログボックスの「OK」ボタンをクリックして作業を終了する。「自動再生」ダイアログボックスが表示された場合は、「×」をクリックして閉じる
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 なお、作成したシステム修復ディスクを利用するには、次のように操作する。

  • 1.不具合が発生したパソコンのドライブにシステム修復ディスクをセットして再起動する。
  • 2.「Press any key to boot from cd...」といったメッセージが表示されたら適当なキーを押してCD/DVDドライブから起動する。起動後は、表示されるメッセージに従って操作する。

XPでは……

 Windows XPでは、システム回復ディスクを作成できる。「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「バックアップ」を選択して「バックアップまたは復元ウィザード」を起動し、ウィザードで「このコンピュータにある情報すべて」を指定して作業を進める。

Windows XPのバックアップまたは復元ウイザード。「このコンピュータにある情報すべて」を指定して作業を進めるとシステム回復ディスクを作成できる
Windows XPのバックアップまたは復元ウイザード。「このコンピュータにある情報すべて」を指定して作業を進めるとシステム回復ディスクを作成できる
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