今年ほど節電が求められている年もないだろう。パソコンも例外ではない。使わないときはディスプレイを消したり、一時的に席を外すときはスリープに切り替えたりするなど、こまめな節電を心がけたい。

 Windows 7のコントロールパネルを利用すると、ディスプレイが消えるまでの時間やスリープに切り替わるまでの時間などをまとめて設定し、パソコン全体を省電力状態にすることができる。手順は次の通りだ。

コントロールパネルを起動したら、「ハードウェアとサウンド」をクリックする
コントロールパネルを起動したら、「ハードウェアとサウンド」をクリックする
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「電源オプション」をクリックする
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「省電力」を選択してウインドウを閉じる
「省電力」を選択してウインドウを閉じる
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 電源プランを「省電力」にすると、パフォーマンスは低下する。仕事に差し支えるようなら、一時的に電源プランを「バランス(推奨)」に切り替えるなど柔軟に対応してほしい。

 また、パソコンによっては、その他にも電源プランが用意されている場合がある。特にノートパソコンの場合は、電源プランが多く用意されている場合があるので、適切なものを選択しよう。

これはパナソニックのLet's noteのWindows 7に用意されている電源プラン
これはパナソニックのLet's noteのWindows 7に用意されている電源プラン
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XPでは……

 コントロールパネル(クラシック表示)の「電源オプション」アイコンをダブルクリックして「電源オプションのプロパティ」ダイアログボックスを開いたら、「電源設定」タブの「電源設定」で「ポータブル/ラップトップ」を選択して「OK」ボタンをクリックする。

「電源設定」で「ポータブル/ラップトップ」を選択する
「電源設定」で「ポータブル/ラップトップ」を選択する
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