Windows 7では、更新プログラムはその重要度に応じて「重要」「推奨」「オプション」の3つに分類されている。このうち「重要」「推奨」の更新プログラムは、初期設定では自動的にダウンロード・インストールされる設定となっている(企業等に導入されているWindows 7はその限りではない)。

 ただし、何らかの理由で更新プログラムのインストールを禁止したり、更新プログラムを手動で管理したりする場合は、設定を変更できる。手順は次の通りだ。

コントロールパネルを起動したら、「システムとセキュリティ」をクリックする
コントロールパネルを起動したら、「システムとセキュリティ」をクリックする
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「Windows Update」の「自動更新の有効化または無効化」をクリックする
「Windows Update」の「自動更新の有効化または無効化」をクリックする
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更新プログラムのインストール方法を設定して「OK」ボタンをクリックする
更新プログラムのインストール方法を設定して「OK」ボタンをクリックする
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 用意されている項目の詳細は、以下の表にまとめたので参考にしてほしい。

更新プログラムのインストール方法の項目
◆重要な更新プログラム
セキュリティの問題を解決するなどの「重要」に分類される更新プログラムのインストール方法を指定する。選択できるのは次の4つ
  • 「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」……重要な更新プログラムを自動的にインストールする(初期設定)。インストールの日時も設定できる。特に理由がない限り、この設定を有効にしておく。
  • 「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」……重要な更新プログラムのダウンロードだけ行ってインストールするかどうかはユーザーが選択する。
  • 「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは確認する」……重要な更新プログラムの確認は自動的に行うが、ダウンロードおよびインストールするかどうかはユーザーが選択する。
  • 「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」……更新プログラムの確認そのものを停止する。
◆推奨される更新プログラム
「推奨」に分類される更新プログラムを「重要」と同様に扱うかどうかを設定する。
◆更新プログラムをインストールできるユーザー
管理者/標準ユーザーを問わず、Windowsに登録されている全ユーザーに対して更新プログラムのインストールを許可するがどうかを設定する。
◆Microsoft Update
Windowsの更新プログラムを確認するとき、Officeなどのマイクロソフト製品の更新プログラムも同時に確認・入手するかどうかを設定する。
◆ソフトウェアに関する通知
追加機能が公開されたとき更新に含めるかどうかを設定する。

XPでは……

 Windows XPでは、コントロールパネル(クラシック表示)の「自動更新」アイコンをダブルクリックして「自動更新」ダイアログボックスで設定する。

「自動更新」で自動更新の方法を設定できる
「自動更新」で自動更新の方法を設定できる
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