Windows 7にはウインドウの枠やメニューを磨りガラスのように半透明で表示する「Windows Aero」と呼ばれる表示方法が用意されている。背後がある程度見えるというメリットがあるが、どちらかというとデザイン的な意味合いの方が強いので、好みで半透明/不透明を切り替えてよいだろう。

 なお、マニュアル製作などで画面をキャプチャーするときは、ウインドウの見た目を統一する観点から、不透明にするケースもあるようだ。

コントロールパネルを起動したら、「デスクトップのカスタマイズ」をクリックする
コントロールパネルを起動したら、「デスクトップのカスタマイズ」をクリックする
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「個人設定」の「ウィンドウグラス色の変更」をクリックする
「個人設定」の「ウィンドウグラス色の変更」をクリックする
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「透明感を有効にする」チェックボックスをオフにする
「透明感を有効にする」チェックボックスをオフにする
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オフにするとすぐに設定が有効になって、ウインドウが不透明になる。「変更の保存」ボタンをクリックして設定を完了する
オフにするとすぐに設定が有効になって、ウインドウが不透明になる。「変更の保存」ボタンをクリックして設定を完了する
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 設定は以上である。これで、ウインドウの枠、タスクバー、「スタート」メニューなどが不透明になる。表示の違いは次の通りだ

「透明感を有効にする」チェックボックスがオンの場合
「透明感を有効にする」チェックボックスがオンの場合
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「透明感を有効にする」チェックボックスがオフの場合
「透明感を有効にする」チェックボックスがオフの場合
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XPでは……

 Windows XPでは、ウインドウ枠やメニューを半透明で表示する機能は用意されていない。