2010年6月17日には、Office 2010が一般発売される。それにともなって、MS-IMEも2010へとバージョンアップする。原稿執筆時点で入手できたRTM版(最終版)を使って、注目すべき新機能について、数回にわたって取り上げたい。

 今回は、検索機能を紹介しよう。これは、MS-IME 2010で変換した言葉を使って、すぐに検索サイトなどでキーワード検索を実行する機能である。以下は、Bingを使って検索する例だ。

MS-IME 2010で言葉を変換する
MS-IME 2010で言葉を変換する

未確定状態で言語バーの「検索」ボタンをクリックする。または、[Ctrl]+[F8]キーを押す。
未確定状態で言語バーの「検索」ボタンをクリックする。または、[Ctrl]+[F8]キーを押す。
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この例ではBingが割り当てられているため、Webブラウザ-が起動してBingでキーワード検索を実行し、その結果が表示される
この例ではBingが割り当てられているため、Webブラウザ-が起動してBingでキーワード検索を実行し、その結果が表示される
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 検索に利用するサイト(検索プロバイダー)は、あとから追加するも可能だ。手順は次のようになる。

言語バーの「ツール」ボタンをクリックし、「検索機能」→「検索プロバイダーを追加」を選択する
言語バーの「ツール」ボタンをクリックし、「検索機能」→「検索プロバイダーを追加」を選択する
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検索プロバイダーを選択する専用サイトが表示されるので、追加したい検索プロバイダーをクリックする。ここでは、「辞書検索(コトバンク)」をクリックする。
検索プロバイダーを選択する専用サイトが表示されるので、追加したい検索プロバイダーをクリックする。ここでは、「辞書検索(コトバンク)」をクリックする。
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「ファイルのダウンロード」ダイアログボックスが表示されたら「開く」ボタンをクリックする
「ファイルのダウンロード」ダイアログボックスが表示されたら「開く」ボタンをクリックする
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このメッセージが表示されたら、「プロバイダーの追加」ボタンをクリックする。なお、「Microsoft Office IME 2010の既定の検索プロバイダーに設定する」チェックボックスをオンにすると、変換後に「検索」ボタンか[Ctrl]+[F8]キーを押したとき、その検索プロバイダーによって検索されるようになる
このメッセージが表示されたら、「プロバイダーの追加」ボタンをクリックする。なお、「Microsoft Office IME 2010の既定の検索プロバイダーに設定する」チェックボックスをオンにすると、変換後に「検索」ボタンか[Ctrl]+[F8]キーを押したとき、その検索プロバイダーによって検索されるようになる

確認のメッセージが表示されたら「OK」をクリックする。これで検索プロバイダーの追加は完了である
確認のメッセージが表示されたら「OK」をクリックする。これで検索プロバイダーの追加は完了である
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