文章を入力していて、この文字だけを横向きにしたい、と思うことはないだろうか? そんなときは縦書き用のフォントを利用して、文字を90度回転させてみよう。操作は簡単。フォント名の前に半角の「@」を付ければOKだ。

図1 横向きにしたい文字を選択し、「フォント」ボックスのフォント名の先頭に縦書きフォントを示す「@」を付ける。なお、フォント名がテーマのフォントになっている(後ろに「本文のフォント」のような表示がある)と、縦書きフォントに変更できない。あらかじめフォント名だけの設定にしておこう。
図1 横向きにしたい文字を選択し、「フォント」ボックスのフォント名の先頭に縦書きフォントを示す「@」を付ける。なお、フォント名がテーマのフォントになっている(後ろに「本文のフォント」のような表示がある)と、縦書きフォントに変更できない。あらかじめフォント名だけの設定にしておこう。
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図2 [Enter]キーを押すと縦書きフォントが設定され、文字が反時計回りに90度回転する
図2 [Enter]キーを押すと縦書きフォントが設定され、文字が反時計回りに90度回転する
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 縦書きフォントを利用すると、三角形の記号▼や▲も横向きにできる。横向きの三角形は行頭文字として認識されるので、個条書きの記号として使うことも可能だ。

図3 三角形の記号「▼」を入力し、縦書きフォントで横向きにする
図3 三角形の記号「▼」を入力し、縦書きフォントで横向きにする
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図4 三角形は行頭文字として認識されるので、後ろにスペースを入れると個条書きのスタイルが設定される。なお、個条書きにしたくない場合は、横に表示される「オートコレクトのオプション」ボタンから「元に戻す」を選ぶ
図4 三角形は行頭文字として認識されるので、後ろにスペースを入れると個条書きのスタイルが設定される。なお、個条書きにしたくない場合は、横に表示される「オートコレクトのオプション」ボタンから「元に戻す」を選ぶ
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図5 個条書きの文章を入力していく。横向きの三角は「行頭文字」として個条書きのギャラリーにも登録されるので、文書内で再利用できる
図5 個条書きの文章を入力していく。横向きの三角は「行頭文字」として個条書きのギャラリーにも登録されるので、文書内で再利用できる
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