「組み文字」という機能をご存知だろうか。6文字までの文字列を1つの文字に圧縮して、記号のように表示する機能だ。「有限会社」や「ポイント」といった単語を、コンパクトに見せたいときに重宝する。設定のコツを紹介しよう。

図1 組み文字にする文字列を選択し、「ホーム」タブの「拡張書式」ボタンから「組み文字」を選択する
図1 組み文字にする文字列を選択し、「ホーム」タブの「拡張書式」ボタンから「組み文字」を選択する
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図2 ダイアログボックスでフォントとサイズを指定し、「OK」ボタンをクリックする
図2 ダイアログボックスでフォントとサイズを指定し、「OK」ボタンをクリックする
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図3 「部長補佐」が1つの文字としてまとまった。文字列は上下2段に表示される
図3 「部長補佐」が1つの文字としてまとまった。文字列は上下2段に表示される
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 上下2段の間隔は、必要に応じて詰めたり広げたりできる。調節するときは「フィールドコード」を表示しよう。

図4 組み文字の前にカーソルを移動(または組み文字を選択)し、[Shift]+[F9]キーを押す
図4 組み文字の前にカーソルを移動(または組み文字を選択)し、[Shift]+[F9]キーを押す
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図5 フィールドコードが表示される。[\up]の値は上の文字、[\do]の値は下の文字の位置を示している。[\up]の値を小さくすると上の文字が下がり、[\do]の値を小さくすると下の文字が上がる
図5 フィールドコードが表示される。[\up]の値は上の文字、[\do]の値は下の文字の位置を示している。[\up]の値を小さくすると上の文字が下がり、[\do]の値を小さくすると下の文字が上がる
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図6 [\up]の値を「8」、[\do]の値を「2」に変更した。再度[Shift]+[F9]キーを押し、フィールドコードを非表示にする
図6 [\up]の値を「8」、[\do]の値を「2」に変更した。再度[Shift]+[F9]キーを押し、フィールドコードを非表示にする
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図7 上下文字の間隔が詰まった。設定前(下)と比較すると、引き締まった印象になったのがわかる
図7 上下文字の間隔が詰まった。設定前(下)と比較すると、引き締まった印象になったのがわかる
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