MS-IMEには、Windowsに標準搭載されるMS-IMEとOffice 2007に搭載されるMS-IME 2007がある(さらに、来春にリリースが予定されているOffice 2010には、MS-IME 2010が搭載される予定)。

 ただし、トラブル解決等でサポートなどに問い合わせる際には、より正確なバージョン情報が必要になるケースがある。そこで今回は、各MS-IMEの正確なバージョン情報を確認する方法を説明しよう。

 なお、最新のWindows 7に付属するMS-IMEも、今回紹介する方法でバージョン情報を確認できる。Windows 7のMS-IMEは、機能的にはWindows Vistaと変わりはない。異なるのはバージョン情報のみと考えてよい(辞書の内容等は変化しているはずだが、目に見える範囲での機能の変化はない)。したがって、本連載のMS-IMEに関する内容は、Windows 7のMS-IMEにもそのままあてはまることを、ここで明記しておきたい。

言語バーの「ヘルプ」ボタンをクリックし、「Microsoft IME」→「バージョン情報」を選択する
言語バーの「ヘルプ」ボタンをクリックし、「Microsoft IME」→「バージョン情報」を選択する
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MS-IMEのバージョン情報が表示された。筆者のWindows Vista付属のMS-IMEのバージョンは「10.0.6001.0」である
MS-IMEのバージョン情報が表示された。筆者のWindows Vista付属のMS-IMEのバージョンは「10.0.6001.0」である
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同様に操作してMS-IME 2007のバージョン情報を確認した。こちらは「12.0.4518.1014」である
同様に操作してMS-IME 2007のバージョン情報を確認した。こちらは「12.0.4518.1014」である
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Windows 7でも同様に操作して、バージョン情報を確認した。「10.1.7600.0」となっている
Windows 7でも同様に操作して、バージョン情報を確認した。「10.1.7600.0」となっている
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