MS-IME/MS-IME 2007で入力する読みや変換中の文字の色は、自由にカスタマイズ可能だ。初期設定は、WordやExcelなど白い背景色のアプリケーションに合わせた地味な色となっているが、好みで変更してもまったく問題はない。ここでは、MS-IME 2007での色のカスタマイズ操作を紹介する。

言語バーの[ツール]ボタンをクリックしてメニューを開いたら、[プロパティ]をクリックする
言語バーの[ツール]ボタンをクリックしてメニューを開いたら、[プロパティ]をクリックする

プロパティのダイアログボックスが表示されたら、[全般]タブに切り替えて、[ローマ字/色の設定]の[色設定]で[変更]ボタンをクリックする
プロパティのダイアログボックスが表示されたら、[全般]タブに切り替えて、[ローマ字/色の設定]の[色設定]で[変更]ボタンをクリックする
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詳細なプロパティを設定するダイアログボックスが表示されたら、[色設定]タブに切り替える
詳細なプロパティを設定するダイアログボックスが表示されたら、[色設定]タブに切り替える
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[色の指定]で「入力文字」や「注目文節内文字」を選択し、右側の[文字色]や[背景色]で色を指定する。設定中は[プレビュー]で実際の表示を確認できる。なお、色を変更すると、[設定]は自動的に「ユーザー定義」に変化する。設定したら[OK]ボタンをクリックし、続けてプロパティのダイアログボックスでも[OK]ボタンをクリックする。これで設定は完了
[色の指定]で「入力文字」や「注目文節内文字」を選択し、右側の[文字色]や[背景色]で色を指定する。設定中は[プレビュー]で実際の表示を確認できる。なお、色を変更すると、[設定]は自動的に「ユーザー定義」に変化する。設定したら[OK]ボタンをクリックし、続けてプロパティのダイアログボックスでも[OK]ボタンをクリックする。これで設定は完了
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 以上で、変換中の色が次のように変化する。

色のカスタマイズ例。あくまで入力・変換中の色のカスタマイズであり、変換後の色とは無関係である点に注意
色のカスタマイズ例。あくまで入力・変換中の色のカスタマイズであり、変換後の色とは無関係である点に注意

こちらは初期設定の色設定
こちらは初期設定の色設定

 なお、元の色に戻すなら、手順3の[ローマ字/色の設定]の[色設定]の項目で、「ユーザー定義」を「Microsoft IME」に変更するだけでよい。色のカスタマイズ結果はすべて「ユーザー定義」という名前で保存・管理されるので、それを初期設定の「Microsoft IME」に戻す仕組みだ。

 ここまでは、MS-IME 2007の操作だ。MS-IMEもほぼ同じだが、一カ所だけ違いがある。[プロパティ]のダイアログボックスを開いたら、[編集操作]タブに切り替え、[ローマ字/色の設定]の[色設定]で[変更]ボタンをクリックする。項目が用意されているタブが異なるだけで、ダイアログボックスの内容はまったく同じである。

MS-IMEでは、プロパティのダイアログボックスの[編集操作]タブに色設定の項目が用意されている。それ以外はMS-IME 2007と共通だ
MS-IMEでは、プロパティのダイアログボックスの[編集操作]タブに色設定の項目が用意されている。それ以外はMS-IME 2007と共通だ
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