Excelは日付や時間の計算も得意だ。セルに「0:30」「0:50」と入力し、2つのセルを足し算すれば「1:20」と表示される。

図1 Excelでは、日付や時間を数値のように計算できる
図1 Excelでは、日付や時間を数値のように計算できる

 この「1:20」を「80」と表示するには、セルの表示形式を設定する。「ホーム」タブ「数値」グループの「ダイアログボックスランチャー」ボタンをクリックして「セルの書式設定」ダイアログボックスを開く。

図2 セルの表示形式を設定するには「セルの書式設定」ダイアログボックスを開く
図2 セルの表示形式を設定するには「セルの書式設定」ダイアログボックスを開く

 「表示形式」タブを開き「分類」リストで「ユーザー定義」を選択する。右側に「種類」ボックスが表示されるので「[mm]」のように、分を表す「m」を半角の角括弧で囲む。これで60分を超える分を表示できる。

図3 分を表す書式記号「m」を角括弧で囲むと
図3 分を表す書式記号「m」を角括弧で囲むと

図4 セルに60分を超える分が表示される
図4 セルに60分を超える分が表示される

 時を表す「h」を角括弧で囲むと24時間を超える「30」なども表示できる。