ヘッダーやフッターには、印刷するワークシートの名前や現在の日時などを設定できる。ヘッダーやフッターを設定するには、ステータスバーの「ビューセレクタ」で「ページレイアウト」ボタンをクリックする。実行すると、ワークシートがページレイアウトモードの表示に切り替わる。

図1 表示モードを切り替える「ビューセレクタ」ボタン
図1 表示モードを切り替える「ビューセレクタ」ボタン

図2 ページレイアウトモードでは、ヘッダーやフッターを直接設定できる
図2 ページレイアウトモードでは、ヘッダーやフッターを直接設定できる

 ヘッダーとフッターは、それぞれ左・中・右の3箇所を別々に指定できる。中央のヘッダー枠をクリックして「Q&&A」と入力してみよう。ワークシート上のクリックしてヘッダーの編集を完了すると、入力した「Q&&A」が「QSheet1」と変換されてしまう。

図3 ヘッダーに「Q&A」と入力する
図3 ヘッダーに「Q&A」と入力する

図4 確定すると「QSheet1」となってしまう
図4 確定すると「QSheet1」となってしまう

 これは、ヘッダーやフッターで「&」が特別な記号として使われているからだ。たとえば「&D」と入力すると現在の日付が表示されるし、「&”MS 明朝”&24テスト」と入力すれば「テスト」という文字がMS 明朝の24ポイントで表示される。ヘッダーとフッターにおける「&」記号は、Excelが内部で使用する特別な記号なのだ。

図5 ヘッダーに「&
図5 ヘッダーに「&"MS 明朝"&24テスト」と入力すると

図6 「テスト」という文字がMS 明朝の24ポイントで印刷される
図6 「テスト」という文字がMS 明朝の24ポイントで印刷される

 「&」記号をを文字列としてヘッダーやフッターに表示したいときは「Q&&A」のように2つ続けて入力すればいい。

図7 「&」記号をそのまま印刷したいときは「&&」と2つ重ねる
図7 「&」記号をそのまま印刷したいときは「&&」と2つ重ねる

図8 ヘッダーに「Q&A」が設定された
図8 ヘッダーに「Q&A」が設定された