住所録や名簿はもちろん、一般の文書を作成する際にも、郵便番号や住所を入力する機会は多い。その際には、ぜひ郵便番号から住所に変換する機能を活用したい。入力の手間を省くことができ、ミスも減らせる。

 方法は2つある。1つはMS-IME/MS-IME 2007の両方で有効な方法。もう1つはMS-IME 2007でのみ使える方法だ。まずは、両方で使える方法から紹介しよう。

言語バーの[変換モード]ボタン(通常は「般」と書かれたボタン)をクリックしてメニューを開いたら、[人名/地名]を選択する
言語バーの[変換モード]ボタン(通常は「般」と書かれたボタン)をクリックしてメニューを開いたら、[人名/地名]を選択する
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[変換モード]ボタンに「名」と表示され、「人名/地名モード」に切り替わる
[変換モード]ボタンに「名」と表示され、「人名/地名モード」に切り替わる

郵便番号を入力する
郵便番号を入力する

スペースキーで変換すると、変換候補に住所が表示されるので、選択して[Enter]キーを押す
スペースキーで変換すると、変換候補に住所が表示されるので、選択して[Enter]キーを押す
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住所が入力される
住所が入力される

 以上のように、変換モードを「人名/地名モード」にしてから変換するだけだ。なお、「人名/地名モード」については、「人名や地名を効率的に変換する」を参照してほしい。

 もう1つの方法は、MS-IME 2007だけで利用できる。この方法では、変換モードを「人名/地名モード」に切り替える必要はない。通常の文章入力に適した「一般モード」のままで次のように操作すればよい。

郵便番号を入力する
郵便番号を入力する

スペースキーで変換する。候補の末尾に「住所に変換」と表示されたら選択して[Enter]キーを押す
スペースキーで変換する。候補の末尾に「住所に変換」と表示されたら選択して[Enter]キーを押す

変換用の辞書が郵便番号辞書に切り替わり住所が表示される。選択して[Enter]キーを押す
変換用の辞書が郵便番号辞書に切り替わり住所が表示される。選択して[Enter]キーを押す
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住所が入力される
住所が入力される