デスクトップアイコン、それはそれで便利だが…
筆者は、日頃使うアプリケーションや書類などのショートカットを、デスクトップにずらりと並べている。デスクトップの整理については、筆者としても結構永遠なテーマで、昔、「Fences」というソフトでフェンスで囲ってジャンル別に整理することを考えたりなど、さまざまな手段を試したり工夫をしたりしている。
でもやっぱり、結局はズラズラと並べたまま、たまに整理して減らすのが関の山、というのが実情だ。
そこで今回は、デスクトップのアイコンについて「整理する」というアプローチではなく、現状のままで便利に使うということを考えた。並べておくのは構わないとしても、不便なことが2点ある。
1つは、こうした記事などに使うことも多い画面キャプチャーを撮る際に、デスクトップにズラズラ並んだアイコンが透けて写ってしまうこと。ウィンドウの周りを半透明にする設定にしているからだ。キャプチャしたいウィンドウ内の画面には関係ないが、何とも見栄えが悪い。
デスクトップを右クリックし、「表示」→「デスクトップアイコンの表示」を選んでデスクトップのアイコン表示をオン/オフする手もある。しかし、この右クリックメニューからの操作が面倒。しょっちゅう項目を間違えてしまって(その下のガジェットのオン/オフを選んでしまう)、操作したつもりがアイコンが消えず、「あれっ、あれっ」ということになる。
というわけで、もっとカンタンにデスクトップアイコンをオン/オフする方法はないのかな、というのが1点目。
もう1つは、ウィンドウをたくさん開いていると、デスクトップにあるアイコンでアプリを起動したいときに面倒ということだ。
デスクトップアイコンには、よく使うアプリのアイコンも含まれている。多くのウィンドウを開いて作業を行っていると、Windowsキー+Dでウィンドウを一時的に片付けて、デスクトップを丸ごと表示して、デスクトップ上のアイコンからアプリを起動し、またWindowsキー+Dで戻すという方法を取ったりする。これもキーなどを間違えやすく煩雑だ。
この2つを、ちょっとしたシンプルなツールで解決しよう、というのが今回のテーマなのだ。