2015年2月に発売される家庭向けの人型ロボット。人の言葉を認識するほか、表情や声のトーンを分析することで、その人の感情も推定可能という。人とのやり取りを繰り返すことで、徐々に成長する仕組みも盛り込まれる予定。一度の充電で、12時間以上の連続稼働が可能。重さは28kg、大きさは高さ1210×奥行き425×幅485mm
2015年2月に発売される家庭向けの人型ロボット。人の言葉を認識するほか、表情や声のトーンを分析することで、その人の感情も推定可能という。人とのやり取りを繰り返すことで、徐々に成長する仕組みも盛り込まれる予定。一度の充電で、12時間以上の連続稼働が可能。重さは28kg、大きさは高さ1210×奥行き425×幅485mm
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 税別19万8000円。ノートパソコンと同程度の価格で手に入れられる家庭向けの人型ロボットが「Pepper(ペッパー)」だ。人と会話ができるのは当然として、表情などからその人の感情を認識し、自律的に動作するという。インターネットとも連携。クラウド上の会話データベースなどとやり取りし、幅広い話題に対応する。

 「ロボアプリ」をダウンロードすることで、好みに合わせた機能拡張ができる点も特徴的だ。開発者向けに、ロボアプリの開発環境も提供される予定。世界中の開発者が生み出す多様なロボアプリが、ロボットの新たな用途を切り開く可能性もある。

図1 指にも人間と同じような関節があり、滑らかに曲がる。指先には指紋のような模様が付いている
図1 指にも人間と同じような関節があり、滑らかに曲がる。指先には指紋のような模様が付いている
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図2 全国のソフトバンクショップに、接客役として順次登場している。近くに寄って自由に触れ合える
図2 全国のソフトバンクショップに、接客役として順次登場している。近くに寄って自由に触れ合える
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図3 2足歩行でなく、足の部分に備えるホイールを使って移動する。店頭では、ダンスなどのパフォーマンスを定期的に披露している
図3 2足歩行でなく、足の部分に備えるホイールを使って移動する。店頭では、ダンスなどのパフォーマンスを定期的に披露している
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