「ListBrowser」(goto 氏)

パソコンでのWeb検索って、意外と面倒…

 パソコンを使う人なら誰しも、1日1回ぐらいはWeb検索するだろう。Web検索の手順は、WebブラウザーでGoogleなどの検索ページを開き、フォーム入力にキーワードを入れてボタンを押す。サイトを開かなくても、ブラウザーの検索窓やアドレスバーでも可能だ。

 さっそく、検索結果が表示される。問題はここからだ。一つひとつ、リンクをクリックして見ていく。調べたいことが載っていそうなリンクに当たりをつけたりして開く。右クリックして、新しいタブで開くと、いちいち戻らずに済んで便利だったりするが、そんな感じにぼちぼちと調べたいことを調べていく。

 そのあたり、筆者のダンナはけっこうなエキスパートである。IEがタブに対応する前から、タブブラウザーを愛用していた。彼の検索手順は素早く、まるで魔法のよう。検索結果が出るまでは同様の手順だが、検索結果でめぼしいものを新しいタブでガンガン開く。ただし彼はマウスは使わずほとんどの作業をキーボードショートカットで。で、開いたタブをこれも器用にショートカットで切り替えて次々チェック、不要なものは閉じたり、何度も行きつ戻りつで、調べ物をしていく。

 そんな「早業」をちょっとうらやましいなと思い、操作方法を教わってはみたものの、そうそううまくは操作できない。それにしても、たくさんの検索結果をどんどん見ていけるような、スグレモノのソフトはないのだろうか。

 というわけで、ふとした拍子に見つけて、それから愛用しているのが、今回紹介する「ListBrowser」。検索結果を100件以上は軽くどんどん見ていける。説明にはこうある。

■Listbrowserとは何か?
検索結果のランキング上位だけでなく、表示された全てのページを高速で閲覧するためのブラウザソフト

■Listbrowserの特徴
ブラウザ本体が軽くてシンプル
余計な機能は搭載していないので操作が簡単
世界で一番速くWEBサイトを閲覧可能
先読み機能付き
ビジネスでもホビーでも使え、誰でもWEB生産性UP

 検索エンジンをドロップリストから選び、キーワードを入力して検索する。左のリストにズラっと並んだ検索結果を、マウスホイールやカーソルキーで次から次へと眺めていける。

 「標準表示」(Java/Javascript/ActX/動画/音楽を動作させる)のほか、「高速表示」(Java/Javascript/ActX/動画/音楽を動作させない)や「テキストのみ」の3種類の切り替えで、さらにい素早く表示させたり、ほかにも、検索結果を次々とスライドショー表示させたり(間隔はスライダーで簡単に調整可能)、調べたページをブラウザーのお気に入りに登録する機能もある。

 筆者はこのブラウザーを知って、検索が非常にラクになった。ダンナのような「早業」を身に付けなくても、簡単に次々と検索結果を見ていけて、さまざまな調べ物がはかどる。

 そんな感じで、検索したすべてのページを素早く閲覧できて便利な「ListBrowser」をダウンロード/インストールして、使ってみよう。