「Googleドライブに保存」(Google Drive team)

Webページのキャプチャーを撮ったり画像を保存しても…

 よく、備忘録のつもりでWebページをまるごと保存したり、Web上の画像を保存したりすることがある。ページの保存はページのどこかを右クリックして「名前を付けて保存」、画像の保存は画像を右クリックして「名前を付けて画像を保存」といった方法で行う。でも、それらはたいていローカルのマイドキュメントやデスクトップに保存するので、ほかのパソコンからは見ることはできないし、ましてやスマホやタブレットなどからもアクセスできない。

 ならばと、保存先をNASのフォルダーとか、クラウドストレージとかに変えてみたりするものの、「とりあえず保存」したいときには、そのままローカルについ保存してしまったりして、なかなかうまくいかない。

 そのあたり、簡単操作で、クラウドに自動で保存していくような「しくみ」があれば、ありがたいと思うわけである。

 そんな感じで、今回は、Googleドライブ開発チーム提供のChrome拡張、その名も「Googleドライブに保存」だ。Google ChromeでアクセスしたWebページの画面や、Webページの画像、各種ファイルを、簡単操作でGoogleドライブに保存してくれるもので、これはなかなか便利。保存先がクラウドゆえ、どのパソコンからも、スマホやタブレットからも閲覧できるし、あちこちに保存してどこにあるかわからない、ということもない。

 「Google ドライブ Chrome 拡張機能の使用」ページの説明にはこうある。

ウェブからGoogleドライブに直接アイテムを保存する

GoogleドライブChrome拡張機能を使用すると、画像、動画、ドキュメントなど、ウェブで見つけたさまざまな形式のファイルを簡単にGoogleドライブに直接保存できます。最初にファイルをダウンロードする必要はありません。

 ページ全体を保存したいときは、拡張機能アイコンをクリック。画像やファイルを保存したいときは、画像やリンクをを右クリックして、メニューから「Googleドライブに保存」を選ぶだけでよい。こんなシンプルな操作で、Web上のコンテンツをGoogleドライブに保存できる。

 ネットで気になる商品情報とか、行きたいお店の情報とか、会員制サイトへの登録時の確認画面とか、覚えておきたい豆知識とか、地図や設計図、行きたい場所の景色、いいなと思ったコーディネイトとか…。いろいろ役立ちそうだ。

 そんな感じで、Webページそのものを、画像やHTML、Webアーカイブ形式など(形式は設定で選ぶ)にまるごと、もしくは画像そのものをGoogleドライブに保存できる、「Googleドライブに保存」をインストールして、使ってみよう。