タブレットの使い勝手はアプリの充実度に大きく左右される。ブラウザーやメーラーなどは標準搭載のアプリでカバーするとして、カギは、そのほかのアプリを各OSのストアがどれだけ用意しているかだ。

 iPad向けのアップストア、Android向けのGoogle Playはともに100万本を超える(図1、図2)。一方、Windowsストアのアプリは少なく、特に動画やユーティリティ系は手薄(図3)。KindleのAmazonアプリストアはAmazonが取捨選択したAndroidアプリに限るため、Google playに比べて数は少ない(図4)。

充実度はiPadとAndroidが双璧

図1 iPadやiPhoneで動作するiOS用アプリを配信するアップルのサービス。2013年10月の時点でアプリ数が100万本を超えたことが明らかになった。iPadのほかにも、パソコン用ソフトのiTunesからアクセスできる
図1 iPadやiPhoneで動作するiOS用アプリを配信するアップルのサービス。2013年10月の時点でアプリ数が100万本を超えたことが明らかになった。iPadのほかにも、パソコン用ソフトのiTunesからアクセスできる
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図2 Googleが提供するAndroidOS用アプリなどの配信サービス。アプリの数は、2013年7月の時点で100万本以上に達した。なお、アップルのアップストアと異なり、Google Playを経由せずに配布されるアプリもある
図2 Googleが提供するAndroidOS用アプリなどの配信サービス。アプリの数は、2013年7月の時点で100万本以上に達した。なお、アップルのアップストアと異なり、Google Playを経由せずに配布されるアプリもある
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図3 Windows 8/RT向けのWindowsストアアプリ(タッチ操作向けアプリ)を配信するマイクロソフトのサービス。2012年2月に一般公開され、アプリ数は10万本(2013年7月時点)とまだ少ない。Windows 8.1に合わせてデザインが変更され、アプリが探しやすくなった
図3 Windows 8/RT向けのWindowsストアアプリ(タッチ操作向けアプリ)を配信するマイクロソフトのサービス。2012年2月に一般公開され、アプリ数は10万本(2013年7月時点)とまだ少ない。Windows 8.1に合わせてデザインが変更され、アプリが探しやすくなった
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図4 Amazonが提供するKindle用アプリ配信サービス。アプリ自体はAndroid用だが、Amazonが事前検証したものだけが配信されている。Google Playに比べると本数は少ないが、Kindleは原則としてここからインストールする
図4 Amazonが提供するKindle用アプリ配信サービス。アプリ自体はAndroid用だが、Amazonが事前検証したものだけが配信されている。Google Playに比べると本数は少ないが、Kindleは原則としてここからインストールする
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