GmailやFacebook、Twitterなど、複数のクラウドサービスのデータをまとめて検索したい、と思ったことはないだろうか。今回紹介する米Webyog「CloudMagic(クラウドマジック)」は、それを実現するWebアプリケーションだ。しかも、検索が超高速で、ブラウザの拡張機能やiPhone/iPad、Androidなどの各プラットフォーム対応アプリも揃っている。あまりに便利なので、筆者はすぐに有料版を購入した。なお、原稿執筆時点では日本語に対応していないが、難しいところは一切ないので、まったく問題なく利用できる。

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複数のクラウドサービスの個人データを超高速で串刺し検索

 Gmailの送受信データ、Facebookの投稿データなどは、あくまで個人データなので、Googleに聞いても分からない(分かったら大問題になるだろう)。しかし、Gmailの送受信データやFacebookの過去の投稿を検索したいことは多い。検索機能を使えば簡単だが、個々のサービスごとに検索するしかない。

 今回紹介するCloudMagic(クラウドマジック)は、それを一括で検索する。しかも、超高速だ。複数のクラウドサービスを活用しているユーザーにとっては、まさに「こういうのがほしかった!」というツールなのである。

 原稿執筆時点で対応しているクラウドサービスは次の通りだ。

  • Gmail/Google Apps/Google Drive
  • Hotmail/msn/Windows Live
  • Twitter
  • Evernote
  • box
  • mailcom
  • Microsoft Exchange
  • Yahoo! Mail
  • Microsoft Office 365
  • GMX
  • Facebook
  • Outlook.com
  • iCloud
  • Google talk
  • Dropbox
  • SkyDrive
  • Aol

 次が検索結果の画面だ。左側にクラウドサービスごとに検索結果が表示され、右側に選択したデータのプレビューが表示される。

CloudMagicの検索画面。左側に検索結果が表示され、右側に選択した結果のプレビューが表示される。
CloudMagicの検索画面。左側に検索結果が表示され、右側に選択した結果のプレビューが表示される。
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