「ugofy」「チクワしか持ってねえ」(今成 震 氏)

SNSで楽しい&目立つ「GIFアニメ」…

 筆者のよく訪れるSNSは主にGoogle+。流れていく投稿を眺めているだけで楽しいもののひとつに、ユーザーから投稿された面白画像とか、ペットなどのかわいい画像とかがある。その中で、ひときわ目立つのが、動きを持った画像である「GIFアニメーション」(「GIFアニメ」。「アニメーションGIF」とも呼ばれる)。

 「GIFアニメーション」は、Wikipediaを見ると分かる通り、複数のフレームを順に表示できるGIF画像のこと。静止画ばかりの投稿に、動く画像があれば、やはり目立つ、というわけ。

 そこで自分もGIFアニメを作ってアップしようか、と思えど、動きを形作る複数の画像を簡単に用意できない。そんなあたり、昔はマウスでひとつひとつコマを描いて、人気だったテレビ番組「ウゴウゴ・ルーガ」ライクなアニメを作って喜んでいたこともあったが、最近はとんとアニメ作成にご無沙汰となっている。

 で、何とかお手軽にGIFアニメを作成する方法はないのだろうか、と思っていた。もちろん、ちょっとした動画からGIFアニメを生成するツールやWebサービスなどはあるが、筆者が考えたのは、「1枚の画像からGIFアニメを作れないか」ということ。デジカメやスマホで撮っただけの1枚の画像を用意して、それを揺らしたりちらちら動かしたりとかできれば面白いかなぁ、超カンタンに画像を読み込んでちょちょっと設定するだけで、ユニークなGIFアニメを生成できるソフトはないかなぁ、と。

 そんなときに見つけたのが、今回紹介する「ugofy」。「静止画像(BMP/PNG/JPEG)を、ゆらゆらグネグネと動くアニメーションGIFファイルに変換して出力します。味わいが深まります」と説明がある。画像を読み込ませるだけで、「ゆらゆらグネグネ」するGIFアニメを生成する、というのだ。

 もうひとつついでに、同じ作者の、「チクワしか持ってねえ」も紹介したい。「チクワしか持ってねえ」、というのは、有名なギャグマンガのひとコマらしいが、これを、左右に動かし立体に見えるGIFアニメにした人がいて、それがまた、有名になった。こんな感じなので見たことある方もいるかもしれない。

 この画像のような、「GIFアニメを利用したそこそこ立体に見えなくもない疑似立体表示画像を作成できる」ソフトが、「チクワしか持ってねえ」である。画像の一部に色を塗り、飛び出させる部分を指定することで、擬似立体のGIFアニメを作るという。

 そんな感じで、1枚の画像からユニークなGIFアニメを作れるソフト、「ugofy」「チクワしか持ってねえ」の2点を、ダウンロード/インストールして使ってみよう。