ここまでタッチ操作を中心にWindows 8パソコンをチェックしてきたが、最新パソコンは性能も順当に強化されている。

 8は7よりも軽快に動作するOSなので、新しいパソコンに買い替えて遅く重くなったと感じることはまずない。XPなど古いパソコンからの買い替えなら、圧倒的に快適に感じるはずだ。

 それでも、長く使い続けるなら、十分なスペックのパソコンがお薦め。ここではA4ノート、携帯ノート、デスクトップの3ジャンルに分けて、代表的なスペックを解説した(図1~図3)。

図1 10万円を切る低価格モデルは、CPUの性能も劣る。メールやウェブ閲覧に使う程度なら十分だが、長く使い続けるのには向かない。タッチパネルに対応するなど8の進化を発揮できるのは上位モデルだ
図1 10万円を切る低価格モデルは、CPUの性能も劣る。メールやウェブ閲覧に使う程度なら十分だが、長く使い続けるのには向かない。タッチパネルに対応するなど8の進化を発揮できるのは上位モデルだ
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図2 A4ノートに比べると性能はやや劣るケースもあるので、あまり安価なモデルは注意が必要。上位モデルは通常電圧版CPUだが、ウルトラブックの低電圧版CPUでも体感上は問題ない。コアi5以上がお薦めだ
図2 A4ノートに比べると性能はやや劣るケースもあるので、あまり安価なモデルは注意が必要。上位モデルは通常電圧版CPUだが、ウルトラブックの低電圧版CPUでも体感上は問題ない。コアi5以上がお薦めだ
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図3 CPUはA4ノートとほとんど変わらない。快適に使うにはやはりコアi5以上がお薦めだ。ノートよりも液晶が大きく高解像度になりHDDの容量に余裕があるのが、デスクトップならではのポイントだ
図3 CPUはA4ノートとほとんど変わらない。快適に使うにはやはりコアi5以上がお薦めだ。ノートよりも液晶が大きく高解像度になりHDDの容量に余裕があるのが、デスクトップならではのポイントだ
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