スタート画面の一部になったデスクトップ
これまで、Windowsを起動すると最初に目に飛び込んでくるのは「デスクトップ」でした。しかし、Windows 8は異なります。最初に表示されるのは、次のようなスタート画面です。
では、デスクトップはどこにいったのかというと、スタート画面の中に含まれています。スタート画面の左下をよく見ると、「デスクトップ」と書かれたタイルがあります(スタート画面の1枚1枚の四角形のことを「タイル」と呼びます)。これをクリックすると、デスクトップが表示されます(タッチ操作の場合はタイルに指で軽くタッチします。この操作を「タップ」と呼びます)。
デスクトップの使い方は、これまでとあまり変わっていません。エクスプローラーやメモ帳などのアクセサリー類の使い方も同じです。ただし、注意しなければならないことがあります。それは、「スタート」ボタンがなくなったということです。
Windows 95からWindows 7まで、これまでのWindowsにずっと存在した「スタート」ボタンは、Windows 8で姿を消しました。当然「スタート」メニューもありません。
では、どうやってプログラムを起動するの? どうやってWindowsを終了するの? と疑問が出てくると思います。詳しくは、本連載で詳しく説明していきますが、今回はまず、Windows 8におけるプログラムについて説明したいと思います。