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名作フリーソフトを訪ねて

インストールするだけでパソコンの消費電力を3割削減---「Windows PC 自動節電プログラム」

庵地 裕彦=日経PC21 2012/09/28 日経PC21
出典:日経PC21 2012年10月号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

「Windows PC 自動節電プログラム」

ウィンドウズ PC 自動節電プログラム/対応OS:7 /Vista/ XP
http://support.microsoft.com/kb/2545427/ja

[画像のクリックで拡大表示]
担当/小黒 信介氏(日本マイクロソフト)
東京都在住の27歳。同社に入社して6年目。ウィンドウズ本部で製品のマーケティングを担当している。休日の過ごし方は「子供2人の遊び相手」とのこと

 東日本大震災以降、節電がそれまで以上に求められるようになっている。2011年の夏には、一部で計画停電が実施されるなど、極力電力を利用しないことが求められた。そんな中で注目したいフリーソフトが、インストールするだけで、パソコンの消費電力を約3割[注1]も削減できる「Windows PC 自動節電プログラム」(以下、自動節電プログラム)だ(図1)。

電力消費がこれだけ減る
※日本マイクロソフト調べ。パソコンの動作は1日3時間で1カ月動作させたとして計算
図1 Windows PC 自動節電プログラムを実行するだけで、パソコンの電力消費量が格段に減る。特にOSが古いほど効果が高くなっていることがわかる
[画像のクリックで拡大表示]

 パソコンは東京電力が供給する地域だけで、約2455万台が動作していると推定される。すべてのパソコンが省電力設定なしで稼働したと仮定すると、その消費電力は約120万キロワット。これをOSの設定変更だけで約35万キロワットも削減できるのだ[注2]。

 このプログラムを提供するのは日本マイクロソフト。配布を開始したのは2011年5月10日。震災から2カ月で公開したことになる。同社では震災直後から、パソコンを省電力で動作させるためのプログラムの提供に向けて動き出していた。「できるだけ早くに出すことが重要だった」と語るのは、自動節電プログラムの舵取り役を担った日本マイクロソフトの小黒信介氏。

 「OSベンダーとして、こういう状況で何ができるのか──」。自動節電プログラムは、日本での企画立案から米国での開発、公開までをこれまでにない速さで実現したという。小黒氏の職種はマーケッター。「マーケティング業務が中心だったのですが、震災後はこの自動節電プログラム関連が仕事の95%以上になった」と語る。

 自動節電プログラムは、コントロールパネルで設定できる項目を節電効果が最も効果的になるように変更する。その設定値を決めるために、小黒氏は4月上旬に財団法人電力中央研究所に相談しに行き、4月20日ごろにはパソコンの消費電力に関する試験を始めるという慌ただしさだったという。


[注1] パソコンの機種やOSによって削除できる電力量は異なる
[注2] パソコン台数や電力消費量は、日本マイクロソフトの試算による

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