「Janetter」(ジェーン)

リアルタイムな様子を知るにはいいな、とTwitterの良さを再認識…

 最近はGoogle+やFacebookばかり覗き回っている筆者。でも、リアルタイムな情報を知るのにはやはりTwitterがイイことを再認識。

 以前から、テレビ番組を見てるときや、F1やインディとか、はたまたサッカーなどのスポーツ観戦時に、Twitterのタイムラインや、親しい友だちばかりを集めたリスト、F1ならば「#F1jp」のハッシュタグあたりの「ナウなつぶやき」を眺めつつ自分もつぶやいたりして、みんなでわいわいやりながら見る、というのが何よりほかのSNSにはない面白さなのは分かっていた。

 で、そのようなときは、例えばF1のときなどは「#F1jp」で保存した「検索メモ」から「#F1jp」のタイムラインをWebブラウザーでリロードしながら見ていた。

 ところがそののち、新機能として追加された「Twitter Streaming API」対応のクライアントを使うと、リアルタイムで自動的にツイートが流れていくさまが見られるのだ、ということを誰かから教えてもらって、ただしパソコンではなくAndroidの何とかいうアプリを使って流れるツイートを見るようになった。iPhoneでも、ブラウザーに「Twitter Streaming API」対応のサイトを表示して、「#F1jp」などの検索語を入れて、自動的に流れるツイートを眺めるようにもなっていた。

 するとすると、これがとんでもなく面白い。F1の練習走行とかで誰かがコースアウトしたりすると、「○○出た」「○○コースアウト」のツイートで埋め尽くされるし、あと、無精ひげだらけのドライバーが放送に映ったりすると「アロンソひげだらけ」というツイートにまじって、座布団あげたくなるツイートまで、怒濤のように流れていく。もちろん気になるツイートがあればタップすればそこで止まるし、リツイートやメンションなども投げることもできたり(見ているだけでめったに投げないが)。

 テレビだと、そのチャンネル専用、人気番組なら番組専用のハッシュタグとかを入れて見てると、そりゃあ賑やかで面白い。これなら一人暮らしでも賑やかに暮らせそう、と思うくらいである。

 そんなこんなで、「Twitter Streaming API」に対応した「流れるTwitterクライアント」を眺めて楽しむこと久しかった筆者なのであるが…。

 パソコンで眺めたくなったのである。どうしてもスマホだと、ひとつの検索語やタグを追うのが精一杯(アプリの仕様とか画面の大きさとかで)。パソコンで、いくつものTwitterのストリーム画面(Twitter Streaming APIにより流れる画面)を並列して追えたら、というわけである。F1だったら、「#F1jp」と、ポッドキャスト「F1のスクツ」の聴取仲間の「Quzy Famiry」リストと、いつも会話する人たちの「conversationlist」あたりを並列して見たらさらに面白かろう、と思い付いたのである。そういう友だち関係のリストを見てると、ハッシュタグを入れずにつぶやく人も数多くいると分かったのもあって。

 というわけで、Twitter Streaming API対応のTwitterクライアント、というのを探してみた。これがまあけっこうたくさんある。既存のクライアントも対応してたりするけど、わりと処理が重くなったりで、ほかのサイトを見て回ったり、ちょっと調べ物もしつつ眺めるにはなかなか気に入るものがないな、と思っていたところ発見したのが今回紹介する「Janetter」。

 「機能詳細」ページにはたくさん機能が紹介されていて、「史上最高のTwitterクライアント」と呼ばれるのが分かる。その中に「リアルタイム更新に対応 - User Stream, Streaming API に対応、友達のツイートをリアルタイムで読めます」とある。ほかにも会話のやりとりや画像などもすぐ分かったり、通知ポップアップがあったりなど、いい感じ。インストールしてみたら、それこそ、いくつものタイムラインがリアルタイムで更新していくさまをマルチに眺められて、なかなか楽しい。

図1 Janetterの豊富な機能を紹介する「機能詳細」ページ
図1 Janetterの豊富な機能を紹介する「機能詳細」ページ
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 なんかいろいろ面白いな、と思ったら、2ちゃんねるブラウザーで有名な、記事でも紹介したことのある「Jane Style」の開発元のソフトだった。ならばこういうマルチで高機能なものができるというのも分かる、みたいな。

 そんな感じで、史上最高の国産Twitterクライアント「Janetter」をダウンロード/インストールして使ってみよう。