最近のビデオカメラを買った人はご存じでしょうが、ほとんどの製品が高精細なハイビジョン映像を撮影できます。しかも、映像はパソコンでも扱えるファイル形式で記録され、パソコンとの親和性も高まっています。

 ただ、残念なことにXPやビスタパソコンは、ビデオカメラの進歩に追い付いていないのが現状でした。そのため、XPパソコンでは再生すら満足にできませんでした。

 一番の原因は、パソコンの仕様です。最近のビデオカメラのハイビジョン映像(「AVCHD」という記録方式)は、映像を録画するときにデータを圧縮しているため、再生するには元に戻す(伸張する)作業が必要になります。これがCPUに大きな負担をかける原因で、古いパソコンではまず無理です。

 セブンパソコンの多くは高速なCPUを搭載し、さらにメモリーも大容量です。実際に試すと、コマ落ちせずにスムーズに映像を再生できました。映像の編集作業はまだ「余裕で対応」とまではいきませんが、セブンパソコンに付属するビデオ作成ソフトで簡単な編集もできます(図1~図6)。

 つまり、ハイビジョン映像を扱えるのは、セブンパソコンだけと考えていいのです。撮影したビデオをブルーレイディスクに記録するなら、セブンパソコンしかないのが現状です。[注1]


[注1]セブンパソコンでも、長い映像を記録すると数時間かかることもあるので、時間に余裕があるときに作業しましょう

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