外付けHDDの活用方法でお勧めしたいのが、Cドライブの「丸ごとバックアップ」。好調時のCドライブを外付けHDDに保存しておくことで、「パソコンが遅い」「起動しない」といったトラブルが起きたときでも、外付けHDDのデータを使って元に戻せます(図A)。

 ただ、丸ごとバックアップは、文書や写真をドラグ操作でコピーするのとは要領が違います。というのも、Cドライブにはウィンドウズの動作に関わるファイルなどが入っており、通常の方法ではコピーできないのです。そこで、ウィンドウズ セブンのバックアップ機能を使います。「イメージファイル」という特殊なファイルにすることで、Cドライブを丸ごとバックアップできるのです。

Cドライブの中身をイメージファイルにして外付けHDDに保存。パソコンの調子が悪くなっても、外付けHDDのイメージファイルを使って調子の良い状態に復元できる。
Cドライブの中身をイメージファイルにして外付けHDDに保存。パソコンの調子が悪くなっても、外付けHDDのイメージファイルを使って調子の良い状態に復元できる。
[画像のクリックで拡大表示]