無線LANにつながるのはパソコンだけではない。今や、さまざまなデジタル機器が無線LAN機能を内蔵している。なかでも「iPhone」をはじめとするスマートフォンや、「iPad」などのタブレット機は代表格だろう。

 スマートフォンやタブレット機は、携帯電話と同じ通信回線(3G)も利用できるが、無線LANにつなぐことでいろいろな恩恵を得られる。最大の魅力は通信速度だ。ウェブの表示時間を比較すると数秒は早い(図1)。

図1 無線LANを利用する最大のメリットは、通信速度の高速化だ。ウェブページを読み込む時間が、1ページあたり数秒も短縮できる
図1 無線LANを利用する最大のメリットは、通信速度の高速化だ。ウェブページを読み込む時間が、1ページあたり数秒も短縮できる
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 このほかiPhoneなら、楽曲の購入や、20MBを超えるアプリのダウンロード、テレビ電話機能の「フェースタイム」も利用できる(図2)。スマートフォンやタブレット機を導入したら、自宅では無線LANにつないで運用することをお勧めしたい。

図2 iPhoneでは楽曲の購入やビデオ電話の「FaceTime」、ファイル容量が20MBを超えるアプリのダウンロードは無線LAN接続時だけに制限している
図2 iPhoneでは楽曲の購入やビデオ電話の「FaceTime」、ファイル容量が20MBを超えるアプリのダウンロードは無線LAN接続時だけに制限している
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