手持ちのノートパソコンの動作が遅い・重い─。そんな場合は、内蔵ハードディスク(HDD)をSSDに交換して、パソコンを爆速化しよう。あらゆる高速化手段のなかで、最も効果の高いワザだ。

 おススメは、バッファローの新型SSD「SHD-NHPU2」シリーズ(図1)。64ギガバイトで3万1800円と値は張るものの、旧型の製品と比べて転送速度が段違いに速い。交換するならこれで決まりだ。

図1 バッファロー製の新型SSD。高速コントローラーにより、旧型と比べてさらに速い。形状も、HDDとそっくりで、より多くのパソコンに対応する。写真はウルトラATA用のSSDで、シリアルATA用はSHD-NSUHシリーズ
図1 バッファロー製の新型SSD。高速コントローラーにより、旧型と比べてさらに速い。形状も、HDDとそっくりで、より多くのパソコンに対応する。写真はウルトラATA用のSSDで、シリアルATA用はSHD-NSUHシリーズ

 7年前のパソコンのHDDを新型のSSDへ換装したところ、起動時間は1分8秒から26秒まで短縮できた(図2)[注1]。旧型の43秒と比べてもかなり速い。

●従来の製品よりさらに高速
図2 読み書きが遅くて消費電力の大きいHDDと比べ、SSDは読み書きが高速で低消費電力だ。編集部のパソコンで試したところ、HDDと比べて2.6倍も速くなった。なお新型は、高速コントローラーを備えるため、旧型より速い
図2 読み書きが遅くて消費電力の大きいHDDと比べ、SSDは読み書きが高速で低消費電力だ。編集部のパソコンで試したところ、HDDと比べて2.6倍も速くなった。なお新型は、高速コントローラーを備えるため、旧型より速い
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[注1]HDDとSSDを取り換えて、パソコンの起動に掛かった時間を計測。計測には、CPUがペンティアム4(2.40GHz)のXPパソコンを使用した