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Word互換オフィスソフトの「互換性」はどのくらい?

第1回 「安くて100%互換」なら文句はないが……

井上 健語=ライター 2010/10/19 PC Online

Word互換ワープロソフトを徹底調査

 いまや、マイクロソフトのOffice(以下、MS Office)はビジネスからパーソナルユースまで事実上の標準ツールとして定着している。特に仕事をする上では、Officeを使えることが重要なビジネススキルになっていることは、ご存じの通りだ。好き嫌いは別として、Officeが使えなければ仕事にならないのが現実なのである。

 とはいえ、MS Officeはけっして安いソフトウエアではない。最新版のOffice Personal 2010は3万1290円(通常版)。インターネット上のさまざまな無料サービスやフリーソフトが広く利用されるようになった今では、むしろ割高感が強いと感じるユーザーは少なくないのではないだろうか。昨今の経済状況の中、新規購入やバージョンアップに必要な数万円の出費は、できれば避けたいのが本音だろう。

 もちろん、オフィスソフトはMS Office以外にもあり、それらの中には数千円あるいは無料で手に入るものも少なくない。「わざわざMS Officeを買わなくても……」と考えるのが自然だろう。

 ただし、それらのオフィスソフトを使う際に、外部の人とファイルのやり取りしたりWebサイトで公開されているWordファイルを利用したりするなら、気になるのが「データの互換性」だろう。MS Officeのシェアが大きい以上、相手がMS Officeを使っていれば、その形式のファイルを読み込んだり作成したりできる必要があるからである。

 MS Office以外のオフィスソフトの中には、MS Officeファイルを読み込んだり保存したりできる、つまりMS Officeとデータの互換性を備えるソフトがある。中には、そのことを全面的にアピールしているソフトもある。このため、MS Officeファイルのやり取りに問題がないように見えるが、引っかかるのが「互換性」のレベルだ。実際のところ、どの程度、互換性があるのだろうか……。

 そこで、実際に互換性を調べてみた。ただし、すべてのソフト・機能について精査するのは現実問題として難しいので、ターゲットをワープロソフトに絞った。範囲を小さく絞るサンプリング調査のようなイメージだが、そこから、全体をある程度推測することは可能だろう。

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