・メーカー アップル |
・製品名 iPod nano(16GB) |
・価格 1万7800円(8GBモデルは1万4800円) |
・発売日 9月10日 |
http://www.apple.com/jp/ |
人気の携帯音楽プレーヤー、iPod nanoの新モデルが登場した。ディスプレイが2型から2.2型へと一回り大きくなり、ビデオカメラ機能に加えFMラジオが聴けるようになったのがポイント。サイズは1つ前のモデルと変わらず、相変わらず非常にスリムだ。
実際に動画を録画してみると、起動が速く映像もまずまずだ。カメラ横にはマイクを装備しており、モノラルで音声も録音可能。面白いのは「ビジュアルエフェクト」で、動画に効果を付けて撮影できる。「セピア」「白黒」「X線」など15種類あり、画面からそのときのカメラ画像にエフェクトがかかった映像を見ながら選べるので、撮影のイメージもつかみやすい。ただし、エフェクトは撮影時に選択しなければならず、撮影後に加工することはできない。スリムなボディーながらスピーカーも内蔵しているので、単体で音声付き動画を再生できて便利だ。また、パソコンに取り込んで、「YouTube」「Facebook」「MobileMe」などのサービスでの動画共有機能を使って公開したり、メールで送ったりもできる。
FMラジオチューナーは「ライブポーズ」機能が便利。放送中の番組を一時停止し、その場所から再生して聴き直すことができる。最大15分間停止でき、早送りして放送中の場所まで追い付くといった使い方もできる。聴いている最中に電話がかかってきたときなどに重宝しそうだ。また、音楽再生機能には、保存している曲を使って自動でプレイリストを作ったり、相性のいい曲を組み合わせたりできる「Geniusプレイリスト」「Genius Mix」が追加された。
充実した機能を持ち、価格も手ごろ。既に音楽プレーヤーを持っている人にとっても、買い替えや買い増しの候補として考えられるだろう。