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| ・メーカー 富士フイルム |
| ・製品名 FinePix REAL 3D W1 |
| ・価格 オープン（実勢価格は約6万円） |
| ・発売日 8月8日 |
| http://www.fujifilm.co.jp/ |
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「FinePix REAL 3D W1」は、3D画像を撮影できるデジタルカメラだ。立体視では赤青メガネを着用する方式がなじみ深いが、このデジカメで撮影した3D画像は、背面の液晶モニターや専用ディスプレイなどを使って、裸眼で立体視できる。
普通のデジカメと大きく違うのは、レンズが左右に2つ並んでいること。撮像素子のCCDも2つ搭載しており、2つの映像情報から3D画像を合成する。「2D/3D」ボタンで切り替えれば、普通のデジカメ同様、オートモードでシャッターを押すだけで撮影できる。多彩な機能が用意されているので、凝った撮影も可能だ。
カバーを開けると2基のレンズ
左右にレンズとCCDを1基ずつ搭載。頑丈なスライド式のカバーに守られている（上）。3Dと2Dの切り替えは、撮影時も再生時もボタン一つでできる（下）
背面の液晶モニターはそれほど大きくないが、3D表示に対応しており、3D画像は意外にきれいで立体感があった。3D画像のファイルは、「マルチピクチャーフォーマット」という、複数画像を1つのファイルで記録する形式。付属のビューワーソフトで管理する。
背面の液晶モニターで立体視できる
3Dで撮影した画像は、背面の液晶モニターで3D画像として確認できる。誌面ではぼやけたように見えるが、肉眼で見ると立体感がある
3Dプリントサービスも提供する。レンチキュラーというレンズ状のシートにより立体視するタイプの特殊印刷だ。そのほか、別売りの3Dビューワー「FinePix REAL 3D V1」（実勢価格は約5万円）を用意する。
プリントサービスを使って3Dプリント
オンラインの写真プリントサービス「フジフイルムモール」を利用した3Dプリント。KG、2Lサイズともに525円
誰でも簡単に3D画像が撮れるのは面白い。3D画像を友人同士で共有して見られるようになれば、もっといろいろなシーンで使いたくなるだろう。
主な製品仕様
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