縦に長い表をWordに挿入すると、複数ページに分かれてしまうことがある。その際に、見出しが1ページ目にしか記載されていないと、2ページ目以降の表がわかりづらくなってしまう。各ページ先頭の行に、自動で表の見出しを挿入して印刷する方法を紹介しよう。

 通常、表の1行目には列の項目を記載した見出しを記載する。たとえば、住所録なら先頭の行は「名前」「郵便番号」「住所」に、売上データの表なら「年」「月」「金額」などとなるだろう。だが、縦長の表が数ページにまたがった場合、2ページ目以降には見出しが表示されず、そのままではわかりづらい。Word 2003では、「罫線」メニューから、簡単に複数ページの先頭に見出しを付けられる。

 見出しの行を選択し、「罫線」メニューの「タイトル行の繰り返し」をクリックすると、2ページ目以降にも見出しが挿入されているのを確認できる(図1~3)。あとは、通常通り印刷すればよい。

図1 マウスで見出しの行を選択する
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図2 「罫線」メニューの「タイトル行の繰り返し」を選択
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図3 2ページ目にも見出しが挿入されている
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図4 複数のページに見出しを付けて印刷した
図4 複数のページに見出しを付けて印刷した
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