暗い写真や、コントラストのはっきりしない写真をExcelに貼り付けると、白黒で印刷した場合などにつぶれてしまうことがある。事前に明るくしたり、コンストラストをはっきりしてから印刷すると見やすい資料になるはずだ。Excelだけである程度は調節できるため、レタッチソフトなどで事前に調節する必要がなく手間が省ける。

 Excel 2007で貼り付けた画像の明るさを調節するには、図や写真を選択し、「書式」タブの「調整」グループ、「明るさ」をクリックして、適度な明るさを選択する(図1)。ライブプレビューで、マウスオーバーだけで明るさをプレビューできるため、一度で明るさが決められるはずだ。コントラストを変更するには、同じ「書式」タブの「調整」グループから、「コントラスト」を選択し、適切なものを選ぶ(図2)。

図1 明るさやコントラスを調節したい画像を選択し、「書式」タブの「調整」グループから「明るさ」をクリックして、適度な明るさをクリック
図1 明るさやコントラスを調節したい画像を選択し、「書式」タブの「調整」グループから「明るさ」をクリックして、適度な明るさをクリック
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図2 「書式」タブの「調整」グループから「コントラスト」を選択し、適切なものをクリック
図2 「書式」タブの「調整」グループから「コントラスト」を選択し、適切なものをクリック
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図3 一度に複数の画像を調節することも可能。複数選択して、同様に明るさやコントラストを調節する
図3 一度に複数の画像を調節することも可能。複数選択して、同様に明るさやコントラストを調節する
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図4 印刷プレビューでも明るく表示された。これではっきりと明るく印刷できる
図4 印刷プレビューでも明るく表示された。これではっきりと明るく印刷できる
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