ADriveは無料で50GBの大容量データを利用できるオンラインストレージだ。一度にアップロードできるデータ容量は2GBまでで、ファイル数は無制限。フォルダーを丸ごとアップすることもできる。

 画像やテキストファイルは、ブラウザー上でのプレビューに対応。「.doc」「.xls」形式のファイルは「Zoho」というプログラムを使って、ブラウザー上で編集できる。ファイルの内容を更新する際に、ダウンロード→ファイルを編集→再アップロードといった手間をかけずに済むのが便利だ。

 ファイルを共有設定にすると、ダウンロード用のURLを発行する。URLをメールで送信し、大容量データの転送に利用してもよい。なお、フォルダー単位での共有設定には対応しておらず、複数ユーザーがアクセスできる公開フォルダーの仕組みもない。

 ADriveには、今回試用した無料サービス「Basic」プランのほか、有料の「Signature」プラン「Premium」プランがある。Basicプランは商用利用を禁じており、有料プランと比べて使用できる機能も限られている。Signatureプランは容量50GBで、ファイル更新履歴の管理や、自動バックアップ用ツールなどの機能が使える。PremiumプランはSignatureプランと同様の機能を搭載し、容量は100GB~1TB。なお、Signatureプラン、Premiumプランには、ともに14日の無料試用期間が設けられている。