ここでは「高速化」をキーワードにしてUSBメモリーを見ていこう。USBメモリー自体の読み書きの速度と、USBメモリーを活用したパソコンの高速化の2点だ。

 USBメモリーの大容量化が進んだことで、大量のファイルを保存できるようになったが、それらをまとめてコピーすると、思いのほか長く待たされることがある。実は、読み書きの速度は製品によって違うのだ。特にデジカメ画像や動画などの大容量ファイルを保存する機会が多いのであれば、高速タイプのUSBメモリーを選ぶと快適になる。

 USBメモリーには、パッケージに「激速」や「速度○%向上!」といった具合に、高速性を強調した製品がある。高速化の手法はメーカーや製品によって異なる。バッファローの「RUF2-RSシリーズ」は、通常よりも高速なメモリーチップを搭載しており、さらにデータの読み書きを高速化する仕組みを追加した専用ドライバーを添付している。

【高速USBメモリーの実力は】
高速タイプのUSBメモリー。パッケージでも速度を強調している
高速タイプのUSBメモリー。パッケージでも速度を強調している

バッファローの「RUF2-RSシリーズ」では、高速なチップを搭載し、パソコンのデータ転送を効率化することで高速化を図っている
バッファローの「RUF2-RSシリーズ」では、高速なチップを搭載し、パソコンのデータ転送を効率化することで高速化を図っている