Renaissance(Intel X58)
FOXCONN
実勢価格: 3万円前後
問い合わせ先:ドスパラ通販センター(t03-6222-3961、http://www.foxconnchannel.com/)
※SPEC欄の「CPUクロック」「CPUコア電圧」は、BIOSで調整できる範囲です。これらの値は搭載するCPUによって変わります。
注目
最大4枚のグラフィックスボードを装着できる
低価格ながら、NVIDIA SLIに対応する
ストレージ用インターフェースが充実
NVIDIAのSLIに対応しながら、比較的安価なCore i7対応マザーボード。最大の特徴は、X58採用製品の多くが3本のPCI Express 2.0 x16スロットを備える中、本製品は4本ものPCI Express2.0 x16スロットを搭載している点だ。
4本のうち、黒のスロットは常にPCIExpress 2.0 x8として動作する。また、隣の橙のスロットと信号を共有しているため、黒のスロットにボードを装着すると、隣の橙のスロットもPCI Express2.0 x8として動作する。このため、「16レーン×2」、「16レーン×1+8レーン×2」、「8レーン×4」のいずれかの構成で利用することになる。AMDのCrossFireXなら最大4枚、NVIDIAのSLIなら最大3枚のグラフィックスボードを装着して、3D描画性能を向上できる。なお、SLIのブリッジコネクターは通常、マザーボード側に付属するが、本製品には付属しない。SLIで使うなら、別途、ブリッジコネクターも購入しておこう。
従来のSCSIの後継規格となる「SerialAttached SCS(I SAS)」をサポートする。コネクターは、Serial ATAと同じものを利用しており、SASの独自機能を利用しないなら、一般のSerial ATA 3Gbps対応HDDも接続できる。このため、SAS対応HDDがなくても、Serial ATAの増設ポートとして利用できる。
家庭向けの「Digital Life」シリーズの製品のため、サウンド機能も充実している。HD Audio対応のコーデックチップを別基板に搭載することで、メイン基板のデジタルノイズの影響を受けづらくした。ステレオの音楽ソースを7.1チャンネルスピーカーで疑似サラウンド再生する「DTS CONNECT」や、サラウンド音声をAVアンプにデジタル出力できる「Dolby Digital Live!」にも対応する。