USBメモリーの扱いに自信があるなら、応用ワザに挑戦してみませんか? コピーやバックアップの作業を自動化したり、ソフトを持ち運んで外出先で使ったりと、一度覚えると後戻りできないとっておきのワザを厳選しました。

ドラグより2倍簡単!自動コピーで楽々

 USBメモリー内のデータをパソコンに保存するとき、ドラグしてコピーするのが基本です。ただ、ファイルを探したり、保存の場所を開いたりするのは意外と面倒。いつも行う操作だけに、省力化を図りたいものです。

 そこで、コピーを自動化できる“とっておき”の方法で楽をしましょう。例えば、命令文が書かれたファイルをUSBメモリーに入れておけば、それをダブルクリックするだけでコピーができます。さらに、USBメモリーをセットしてすぐにコピーが始まるようにもできるのです。

ソフトのインストール方法は2つ

 この特集で紹介しているフリーソフトは、ダウンロードして入手します。その後インストールは、二つの方法に分かれます。一つはパソコンに保存して実行するもの(図A、パターンA)。もう一つはUSBメモリーにファイルやフォルダをコピーして使うものです(図B、パターンB)。

図A 解凍したソフトのアイコンをダブルクリックすれば起動するものと、パソコンにインストールして使うものがある。
図A 解凍したソフトのアイコンをダブルクリックすれば起動するものと、パソコンにインストールして使うものがある。
図B 解凍してできたソフトのファイルを、USBメモリーにドラグしてコピーする。ソフトのアイコンをダブルクリックして実行する。
図B 解凍してできたソフトのファイルを、USBメモリーにドラグしてコピーする。ソフトのアイコンをダブルクリックして実行する。