2011年4月28日、スマートフォンの総合イベント「スマートフォン2011春」で、Tシャツメーカーの久米繊維工業を営む久米 信行氏が講演会場に登場。ビジネスの現場におけるスマートフォンの活用を提言した。

 久米氏は、2011年3月11日の震災で、「主にマスコミの情報を信じていた人が、震災時はスマートフォンなどの情報を積極敵に活用し、内容を信用するようになった」とし、スマートフォンに対する人々の価値観が変わったと述べた。

 同時に「チラシにできないような、タイムセールや限定品などの“小ネタ”の情報を、Twitterなどを使いリアルタイムで発信できるのもスマートフォン」と、業務でもスマートフォンは十分に役立つとの認識を示した。

 企業のビジネス活用については、「従業員同士で思い付いたことをTwitterやFacebookに情報をストックしてはどうか。そうすれば、スマートフォンで簡単に検索できる。複雑な仕組みを使わなくとも情報共有は可能だ」との考えを披露した。