ハーマンインターナショナルは2011年4月27日、iPhone/iPod touch/iPod/iPadに対応するスピーカー「JBL ONBEAT」を発表した。端末の支持機構を回転させることで、iPhoneを通常の縦位置のほか横方向にもセットできるのが特徴。また、この種の機器では珍しく、iPadの設置も可能だ(ただし、縦方向のみ)。近日中に発売予定で、価格は未定。

 JBL ONBEATは出力合計13Wのスピーカーで、使用時はiPhoneやiPod touchの「Dockコネクタ」と接続。独自技術を用いた45mmのフルレンジスピーカーユニット「Phoenix SE」を2基搭載し、クリーンなサウンドを再現するデジタルアンプを採用する。iPhoneやiPodを本体のDockに接続すると、自動的に充電を開始するほか、市販のUSBケーブルで本体とパソコンを接続しておけば、端末のデータが自動転送され、パソコン側のiTunesと同期できる。

 サイズは幅275×奥行き146×高さ150mmで、重さは900g。iPhone4/3GS/3G、iPod touch、iPod nano第2世代以降、iPod classic、iPod第5世代、iPad/iPad 2に対応する。