インテルは、2010年6月19日~20日の2日間にわたり、自作PCユーザーに向けたイベント「Intel in Akiba 2010 Summer」を開催した。毎年初夏恒例のイベントで、PCパーツメーカーの最新自作パーツの展示や、秋葉原のPCショップによる最新PCの展示や抽選会などが行われた。会場は、昨年と同じく東京・秋葉原の「ベルサール秋葉原」。
今回のイベントでメインとなったのは、同社の主力CPU「Core i7」だ。一方、土曜日の最後のセッションに登壇したインテルの天野伸彦氏は、世界各国で数多くの表彰を受けたという同社のSSDを取り上げた。
まず天野氏は、単純にSSDをHDDから置き換えて使うだけではなく、HDDと組み合わせる使い方や、2台のSSDを組み合わせてRAID0(ストライピング)で利用することによるメリットを訴求した。
複数のドライブを内蔵できるデスクトップPCでは、SSDとHDDを組み合わせて活用してほしいと解説。読み書きが高速なSSDにはシステムやアプリケーションを保存してパフォーマンスを確保し、各種データは大容量HDDに保存するという使い分けがお薦めだとした。2台のSSDをデュアルドライブ構成にしてRAID0で利用する使い方は「最速ストレージのマシンが実現できる」とし、「Windowsエクスペリエンス インデックスで7.9をたたき出せる」とパフォーマンスの高さをアピールした。